Pip master(NZDUSD)が絶好調だが!
2014/01/04
Pip master(NZDUSD)が絶好調だが、本当に使えるのか?
昨年より注目してきたPip masterであるがNZDUSDとAUDUSDの通貨ペアに限り好調を維持している。しかし当時51連勝していたEURUSDがボロボロの状態となり再度、確認してみた。
また他の通貨ペアの実績を見る限り典型的なコツコツドッカンタイプで、このような戦略のロジックはドローダウンは基本めったに起こさない事、起こしても早期に回復出来る物でないと使い物にはならない。他の通貨ペアを見る限りSLは210Pips×4本で840Pips、月の獲得Pipsが約280Pipsで1度ドローダウンの回復に3ヶ月要する計算になり、めたろうの許容範囲ではある。
現在無敗に等しいPip master(NZDUSD)だが稼動実績が約4ヶ月と短く、NZDUSD値動きに限り通用するのかもう少し見守必要があります。
めたろうの稼動しっぱなしのMT4(メタトレーダー4)スキャルピングEAも、既に1年半以上DDを起こしてないものもあるが、通貨ペアを変えてバックテストするとボロボロの結果になり、特定通貨のみにめっぽう強い物は確かにあると言える。MT4でスキャルピングEAでNZDUSDの通貨ペアは経験がないのでわからないが
例えば①EURUSD、GBPUSD、AUDUSDと②EURGBP、AUDCAD、USDCADの①のグループと②グループは同じEAでどちらも強いのは見たことがない(バックテストではなく実稼動で)
どちらかと言うと①のグループは調子が良いときはめっぽう強いが調子を崩すとボロボロになる。②のグループは派手さはないが安定してコツコツ稼ぐイメージがある。
ストラテジーデータ
Pip master(NZDUSD)
2012年10月稼動開始以来
プロフィットファクター:83.80
獲得Pips:1440.8Pips
取引回数:160回
最大ドローダウン:-6.70Pips
最大ポジション数:4
平均利益:9.53Pips
平均損失:-2.49Pips
ペイオフレシオ:3.61
最大利益:100.80Pips
最大損失:-6.70Pips
勝率:95.63%
まだDDがないだけでDO起こすと上記数字は一気に変わるだろう。
Pip master(AUDUSD)
2012年10月稼動開始以来
プロフィットファクター:2.45
獲得Pips:1022.1Pips
取引回数:158回
最大ドローダウン:-423.50Pips
最大ポジション数:4
平均利益:11.66Pips
平均損失:-70.42Pips
ペイオフレシオ:0.16
最大利益:69.10Pips
最大損失:-211.20Pips
勝率:93.67%
ボロボロになったEURUSDも掲載します。
Pip master(EURUSD)
2012年10月稼動開始以来
プロフィットファクター:0.77
獲得Pips:-512.4Pips
取引回数:90回
最大ドローダウン:-1655.90Pips
最大ポジション数:4
平均利益:21.29Pips
平均損失:-199.52Pips
ペイオフレシオ:0.11
最大利益:128.70Pips
最大損失:-214.90Pips
勝率:87.78%
Pip master(NZDUSD)
下記図は最近のPip master(NZDUSD)のフォワード結果だが、何しか獲得Pipsが少なく、ミラートレーダーはシグナル配信元と比べて遅れて約定される為、この結果通りになるのかが疑問である。出来ればこの種のストラテジーはMT4で稼動した方がかなり有利なのは間違いない!しかしこのストラテジーが無料で使用出来るのだ!大きく期待してMT4EAを購入して全く使い物にならないとわかった時のむなしさはトレードに負けた時より大きい!
コツコツ型ストラテジーはスプレッドの差が収益に大きく結びつきます。
スプレッドの差による収益の差に関する記事は「フォレックスドットコム vs FXDD vs 公式結果に差異は?」を参考にして下さい。
また、スプレッドの各FX会社比較記事は「ミラートレーダースプレッド比較(6社、18通貨ペア)」を参考にして下さい。
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